各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道

新潟の塔(新潟県)

新潟の塔(新潟県)
所在地 糸満市摩文仁
建立年月日 昭和51年12月8日
敷地面積 1,124㎡
合祀者数 41,960柱(沖縄戦戦没者 1,117柱、南方諸地域戦没者 40,843柱)
管理団体 新潟の塔奉賛会

《建立の経過》

新潟県では日本海に臨む新潟市の護国神社境内に昭和43年、県出身者戦没者と県内戦災死没者の慰霊碑「平和の礎」が建立された。しかし、国内最大の激戦地沖縄と南方諸地域の戦没者4万余柱の御霊を祀るため、全国各都道府県の慰霊塔が並ぶここ糸満市摩文仁の丘に、新潟県の慰霊碑も建ててほしいという遺族関係者をはじめ県民の声が一段と強まっていた。
こうした気運の中、昭和50年7月に「沖縄戦没者遺族と戦友の会」、同年10月に「沖縄に新潟県の慰霊塔を建てる会」が結成され、各協賛団体、民間有志の尽力、広く県民からの募金、県の助成、沖縄県民の援助など、各界各方面の協力・支援により、第1期工事(塔本体)と第2期工事(造園など環境整備)を経て、昭和51年12月、長年の悲願であった「新潟の塔」が完成した。

マップ

新潟の塔の地図