沖縄県平和祈念財団
公益財団法人沖縄県平和祈念財団の概要
公益財団法人沖縄県平和祈念財団
公益財団法人沖縄県平和祈念財団は、当初、財団法人として琉球政府や沖縄県の設立認可を得て設立されましたが、平成25年度に沖縄県の認可を受け、現在の公益財団法人へと移行いたしました。当財団は、県の補助金と各都道府県や団体の慰霊塔・碑等の清掃管理の受託費、平和祈念公園や平和の礎などの指定管理料、皆さまの寄附金等により運営されています。
設立の経緯
昭和32年10月、団体や部落単位で建立された戦没者の納骨所や慰霊塔の清掃管理の必要性から、その清掃管理事業・慰霊顕彰事業及び遺族の慰藉事業を実施する目的として、沖縄市町村会の設立支援により、靖国神社奉賛会沖縄地方本部として発足しました。市町村賛助会費(年間1所帯当たり0.5¢、のちに2円。50年度末廃止)の徴収して運営費に充てておりました。
昭和34年12月、霊域の統一管理及び慰霊顕彰事業をはじめ遺族慰藉を目的として、靖国神社奉賛会沖縄地方本部を発展的に解消し、「財団法人沖縄戦没者慰霊奉賛会」と改称することとし、昭和35年6月に財団法人沖縄戦没者慰霊奉賛会を設立いたしました。 昭和47年、復帰に伴い財団法人沖縄県戦没者慰霊奉賛会と改称いたしました。
平成18年7月1日、平和祈念公園内施設管理の一元化の推進を含む新たな事業拡大を図るなど、未来に向かって本会のさらなる発展を期すために財団法人沖縄県平和祈念財団と改称し、平成25年4月から公益財団法人に移行、現在に至っております。