黒百合の塔（石川県）

昭和37年5月、石川県町村議会議長会一行の沖縄視察で、県出身の戦没者慰霊式を挙行したことを契機として、戦没者慰霊塔の建設が発案された。昭和37年7月、県内議会代表者や遺族連合会ら関係団体で構成する「石川県沖縄戦没者慰霊塔建設委員会」〈建設委員長、県議会議長〉が設立され、慰霊塔の建設を決定。国立公園白山の高峰に咲く花から選んで「黒百合の塔」と命名した。