各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道

群馬之塔(群馬県)

群馬之塔(群馬県)
所在地 糸満市摩文仁
建立年月日 昭和38年2月1日
敷地面積 1,183㎡
合祀者数 30,771柱(沖縄戦戦没者850柱、南方諸地域戦没者29,921柱)
管理団体 (一財)群馬県遺族の会

塔の由来

「群馬之塔」の素材は、すべて郷土産の銘石とし、中央主柱石は三波石を郷土に向かって合わせ、祈りをこめた合掌型となっている。台石の表面には、沖縄戦没者の故陸軍中佐・町田一朗命ほか849人の遺族から贈られた霊石を配置してある。前石には浅間石を、碑文石には赤城山小松と、勢多・沢入御影が使用されている。「群馬の塔」の揮毫は当時の神田知事が謹書し、碑文は飯塚会長(当時の県議会議長)の謹書による。

《建立の経過》

大東亜戦争における沖縄での戦いは、当時、日本軍と全沖縄県民が一体となってあたり、その激戦の様相は、非常に凄絶なものがあった。この戦場となった現地に沖縄と南方諸地域などで戦死した群馬県出身の戦没者を慰霊し、併せて世界平和を祈念するため、「群馬の塔」が建立された。

主な整備状況

昭和40年 全面改修 工事費 197万8000円(県費170万円)
平成2年 全体改修 工事費 298万円(県費)
平成5年 過去碑建立等 工事費 234万2000円(県費)
平成14年 全面改修 工事費 3999万4000円(県費)

マップ

群馬之塔(群馬県)地図