各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道
房総之塔(千葉県)
所在地 | 糸満市摩文仁 |
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建立年月日 | 昭和40年12月3日(平成8年10月改修) |
敷地面積 | 663㎡ |
合祀者数 | 35,693柱(沖縄戦没者 1,608柱、南方諸地域戦没者 34,085柱) |
管理団体 | 千葉県 |
塔の由来
建立当初は塔中央に魂の拠り所として、戦没者の遺品(陶器)をちりばめていたが、平成5年9月の台風により破損したため、同年12月3日に、県花である「菜の花」と千葉県を波の形であしらった現在の玉魂に改修した(旧玉魂は塔の後方に埋納)。
《建立の経過》 碑文から
房総に またかえるなき み霊らよ
海坂とおき ここに 鎮みて
祖国の安泰を願い、戦陣に駆け、沖縄中国及び南方諸地域で散華された千葉県出身戦没者3万5693柱の御霊を合祀したものです。
建立にあたっては、千葉県南方諸地域戦没者慰霊塔建設委員会が、県民各層からの協賛と浄財を仰ぎ、至上類例のない激戦の地であるここ摩文仁の丘に昭和40年12月3日建立しました。
塔の形は合掌を組み現世の平和と子孫の繁栄を祈る姿を象徴したものであり、中央には戦没者の遺品をちりばめた玉魂を安置してあります。名称は公募により「房総之塔」と命名されました。
(房総之塔「建立の記」から)