各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道

讃岐の奉公塔(香川県)

讃岐の奉公塔(香川県)
所在地 糸満市米須
建立年月日 昭和43年5月18日
敷地面積 910㎡
合祀者数 32,413柱(沖縄戦戦没者1,120柱、南方諸地域戦没者18,637柱、満州および中国方面戦没者12,656柱)
管理団体 香川県

塔の由来 碑文から

むかしむかし、讃岐の国の殿様に仕える可憐な乙女がおってな
その娘はお姫様の身代わりに病気になり、悲しくも命を失った
人々はその死をいたみ、誠実にして至純
献身的なその心をあわれんで
「奉公さん」と名づけ
人形を作り功績をたたえたそうな

ここ沖縄、南方諸地域、中国大陸で祖国の安泰を願い
家族を案じつつ亡くなられた
3万2413柱の御霊
とこしえに安かれと祈るとともに
郷土の発展と恒久平和の実現を心から願いつつ
郷土人形奉公さんを想い起し
「讃岐の奉公塔」と命名する
昭和43年5月吉日
香川県戦没者沖縄慰霊塔建立委員会

《建立の経過》

昭和41年6月18日 香川県議会で慰霊塔建設に関する決議案採択
昭和42年6月14日 香川県戦没者沖縄慰霊塔建立委員会が発足
募金合計 717万8466円
昭和43年 2月1日 讃岐の奉公塔着工 5月10日完成
用地費32万6740円 工事費541万510円
昭和43年5月18日 讃岐の奉公塔除幕式
昭和43年10月1日 塔の維持管理を目的に財団法人讃岐の奉公塔慰霊奉賛会を設立
平成15年3月31日 同奉賛会解散
平成15年4月1日 香川県が塔の維持管理を継承

マップ

讃岐の奉公塔の地図