各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道
大分の塔(大分県)
所在地 | 糸満市米須 |
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建立年月日 | 昭和40年11月17日 |
敷地面積 | 314㎡ |
合祀者数 | 約1,430柱(沖縄戦戦没者) |
管理団体 | (一財)大分県遺族連合会 |
《建立の経過》 碑文から
太平洋戦争における最終段階としての沖縄の死闘の歴史は何人も涙なくして語ることができません。戦後10余年、県民生活もやや安定した1961年11月、大分県の遺族代表が初めて沖縄に巡拝したとき
ふるさとの 山河も泣かむこの島に 散りたる若き御霊祭れば
と記した県産檜の白木の柱を建て、沖縄に散華した県出身 900余柱の霊を慰めたのであります。 他方数県で現地に永久的な慰霊塔を次々に建立するようになりましたので、このたび県遺族会の発意で、ここ最後の激戦地米須の丘に大分県耶馬渓産の霊石を用い「大分の塔」を建てることにいたしました。謹んで哀悼の誠を捧げ、英霊の御冥福と世界の平和を祈念する次第であります。
1965年11月
大分県知事 木下 郁
大分県沖縄戦没者慰霊塔建設委員会
会長 小林政治