各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道
岩手の塔(岩手県)
塔の由来
慰霊塔建立期成会常任理事会において、名称を「岩手の塔」と決め、県民性を表す「岩のようにどっしりした」県内産の自然石を使うこととなった。形状は岩手県の地形を意図したものである。
《建立の経過》 碑文から
大東亜戦争に際し祖国に殉じられたる
郷土出身3万4800有余柱のみ霊よ
われら今日あるは諸霊に負うところ多し
諸霊の愛国の至情を後世に伝え
み霊を慰むるはわれらが責務なり
されば本土防衛最後の戦場となりしここ摩文仁ヶ丘に
われら県民の平和への願いと慰霊の誠をこめて塔を建立す
希くはとこしえにこの霊地に鎮まり給わらんことを
昭和41年10月20日
岩手県戦没者慰霊塔建立期成会
会長 岩手県知事 千田 正