各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道

福岡の塔(福岡県)

福岡の塔(福岡県)
所在地 糸満市摩文仁
建立年月日 昭和41年12月10日
敷地面積 736㎡
合祀者数 4,015柱(沖縄戦戦没者)
管理団体 福岡県

塔の由来

建設にあたっては、用地(児島氏)、庭石(粕屋郡志免町)、県章の梅花石(西日本新聞社民生事業団梅花石顕章会)、ツツジ(西日本植木農業協同組合)、国旗掲揚塔(沖縄福岡県人会)などの寄付を受けるとともに、沖縄県遺族連合会や沖縄県戦没者慰霊奉賛会(現在の沖縄県平和祈念財団)の協力を得て建立された。

《建立の経過》

祖国日本防衛のため、沖縄戦の苛烈を極めた戦闘において犠牲となった福岡県出身戦没者に、県民の感謝と追悼の心を結集し次のように慰霊塔の建立を進めた。

昭和39年 児島作右衛門、児島甚三郎両氏から土地寄付の申し出
昭和40年12月 県議会で鵜崎知事が建設の意向を表明
昭和41年3月 「沖縄県慰霊塔建立委員会」発足(会長 鵜崎知事)
工事費 800万円
(県補助金 300万円、一般寄付 500万円)
昭和41年10月 着 工
昭和41年12月 5日 竣 工
昭和41年12月10日 除幕式
昭和45年11月20日寄付受納し県有財産となる

沖縄戦線における戦没者の御霊に追悼の誠を捧げるとともに、悲惨な戦争体験も年々風化しつつあると言われている今日、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう、平和の尊さを次の世代に引き継ぐため、終戦50周年(平成7年度)事業の一環として改修・整備を行った。

マップ

福岡の塔の地図