各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道
岡山の塔(岡山県)
所在地 | 糸満市摩文仁 |
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建立年月日 | 昭和40年10月21日(昭和61年3月25日改修) |
敷地面積 | 995㎡ |
合祀者数 | 34,068柱(沖縄戦戦没者 1,847柱、南方諸地域戦没者 32,221柱) |
管理団体 | 岡山県 |
《建立の経過》
沖縄に建立されている「岡山の塔」は、多くの県民並びに遺族の要望により、昭和40年3月17日「岡山県戦没者慰霊塔建設委員会」が発足し、県民の浄財619万3306円で建設工事が行われ、同年10月21日に「岡山の塔」として完成。その後は毎年、沖縄地域戦没者慰霊巡拝団を編成し、現地で追悼式を行っている。
この塔には、建設当初は岡山県出身の沖縄地域戦没者1847柱が祀られ、昭和47年に南方諸地域戦没者3万2221柱が合祀され、合計3万4068柱の御霊の慰霊碑となっている。
碑文
第2次世界大戦の戦火が沖縄におよぶや、沖縄の人たちとともに祖国防衛に散華された岡山県出身者は、1840余の多きを数えまことにいたましく、悲しいかぎりである。
ふたたび戦争の悲劇をくりかえさぬよう平和への願いをこめて、御霊をなぐさめ、安らかに眠られんことを祈り、170万県民はこぞって浄財を寄進し、この地に県産の石材をもって「岡山の塔」を建立す。
昭和40年秋
岡山県戦没者沖縄慰霊塔建設委員長
岡山県知事 加藤武徳