各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道
北霊碑(北海道)
- 所在地沖縄県糸満市米須
- 建立年月日昭和29年4月(昭和47年10月と平成8年11月に改修)
- 敷地面積640平方メートル
- 合祀者数40,850柱(沖縄戦戦没者10,850柱、南方諸地域戦没者30,000柱)
- 管理団体(一財)北海道連合遺族会
6 《建立の経過》 碑文から
曠古の大東亜戦争はその惨烈ここ沖縄の決戦に極まって我北海道出身の将兵1万有余名も玉砕護国の楯とはなった。昭和29年4月北海タイムス社、北海道沖縄遺族会が、その霊を悼み全国に魁けて本碑を創建したが、爾来風雨18年漸くその補繕を迫られるに及び茲に本会の発議により、本年恰も沖縄の祖国復帰を卜し道並に全道市町村の助成及び沖縄会の協力をも得て浄財を募り、本島はもとより伊江島、慶良間等40余島並に広く南方海域諸島に散華した北霊凡そ3万余柱の招魂の聖碑ともなして之を改修した。
願わくは英魂、永遠に瞑せられんことを。改修にあたり終戦以来慰霊事業諸般に亘り献身的な奉仕援助を戴いた沖縄遺族連合会会長金城和信翁以下の御恩徳を銘記し永く後世に伝うる次第である。
昭和47年5月15日
北海道連合遺族会
北海道護国神社宮司
藤枝弘文謹書
平和祈念鯉のぼりまつり
2019(平成31)年4月28日全都道府県の慰霊塔・碑にこいのぼりを掲揚しました(5月5日まで)。
これは戦没者がふるさとに残した父や母、子のことを案じながら亡くなられたのではないかとの思いから、戦没者の慰霊と世界中の子どもたちの健康を願って、各都道府県や遺族会の全面的協力のもと、送っていただいたこいのぼりを沖縄県在住各都道府県出身者と地域の子供たちが力を合わせて掲揚したものです。
2005(平成17)年から毎年行っています。